おばちゃんの教え               ホストファミリーといい関係を築く方法

おばちゃんの教え

私は14歳の時、マレーシアへ一人で海外留学しました。その時のホームステイ先のおばちゃんがよく私に人生で大事なことを教えてくれました。その一つ『4RIGHT』を紹介します。

僕が最初マレーシアで暮らし始めた時、僕とおばちゃんの関係は最悪と言ってよかった。      家のルールが理解できなかったりや生活習慣の違いなどで毎日怒られて、その上おばちゃんはかなり感情の上下が激しい人で機嫌が良かったり、いきなり怒り出したり。最初の半年は会う度に睨まれていまいしたし陰口まで言われていました。まさにそれは冷戦!!日本対マレーシア!

冷戦といっても14歳の僕は留学中、完全にアウェーな訳で、いつも寂しい思いをしていました。自分のお母さんだったら、もっとこうしてくれるのに、、とか、こんな事言わないのに、、とか。

でも、今振り返ってみると、やはり言語が通じないのでお互いに理解し合えなくて、警戒し合っていたと思います。 人間はわからないものに対して恐怖を抱く生き物ですから当然と言えば当然でしょう。

ですが、僕はおばちゃんとのコミニケーションを諦めませんでした、英語がわからないにしても、  一生懸命に話しを聞き理解しようと頑張りました。

すると、僕の英語力の成長に従っておばちゃんとの関係も次第によくなっていきました!

前置きが長くなりましたが『4Right』を紹介しましょう。

おばちゃん「けん、人に何かお願いする時、大事な話をする時、気をつけないといけない事が四つあるわ」

Right person( 正しい人)

Right place(正しい場所)

Right timing(正しい時)

Right way(正しい言い方)

「例えば私が渋滞にあってすごく疲れて、汗かいて帰って来た時に、いきなり玄関でいきなり    『ショッピングモール連れてってや!』って言われたら」

「勝手に自分で行け!!」ってなる

「帰ってきて、シャワーを浴びてスッキリして、リビングのソファーでビールを飲みながらリラックスしているときに、礼儀正しくお願いするといい答えが帰ってくる確率が上がるわね」

この場合

Right person( 正しい人)おばちゃん

Right place(正しい場所)リビングのソファー

Right timing(正しい時)リラックスしている時

Right way(正しい言い方)礼儀正しい言い方

「この全てが揃うまで待つのよ」

ホームステイ先で何かお願い事する時はこの『4Right』

買い出しに連れて行ってもらったり、ご飯を作ってもらったり、迎えに来てもらったりしてもらうとき、しっかりこういった事を意識するときっといい関係が気づけますよ。

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