英語がペラペラになる子、ならない子

塾長

こんにちは、永田塾 塾長の永田ケンです。今日は留学歴8年トリリンガルの僕がどんどん語学が上達する子としない子の違いを教えます

その違いとは「表現力」です。

僕は今までいろんな留学生と見て、話してきて気づいた事があります、それは真面目な子ほど英語が 上達しない!

実際に見た例がこうです。

Aちゃん:私立出身、成績は常によく、先生からの評価もとても良く、今まで言われた通り、お勉強をやってきた、まさに優等生。

Bくん:朝から晩まで元気いっぱい、勉強ギライ、常に先生とお母さんの手を焼かせてきた、天真爛漫だけど、なんだか憎めない男の子。

留学初日目、Aちゃんは友達を作りたいけど英語が喋れないので、話しかけるのを怖がってしまいます。クラスの女の子もAちゃんとの対話を試みますが、Aちゃんは恐怖のあまり心を閉ざしてしまっている上、表情が固く何を考えているかが分からないため、クラスの女の子も警戒心を抱いてしまい、友達になれないまま距離ができ、Aちゃんはクラスの石像と化しました。

留学初日目、B君は全くと英語が喋れません、なんなら漢字もわかりませんが、元気だけはいっぱいで、笑ったり驚いたり、自分の感じた事を全面に出して表現する事ができます。クラスメイトと会話することは出来なくても、分かりあう事が出来るんです。そうすると面白い外国人が来たと思ってみんな集まってくるんです。(これどこの国でも絶対起こるんですけど)英語がわからない子に面白がって下品な言葉を教えてくるヤンチャな子がいて、一緒に馬鹿話しているうちに英語がどんどん上達していくんです。しかもこういうのやんちゃな子ほどやけに友達が多いんですよね笑。

何はともあれ、語学学習とは文法だけを勉強するものにあらず。意思疎通できることが本質であります。上の例ですと、言語学習においてB君の方が優等生だと言えます、もしあなたが、もしくはお子さんが日本では手のかかる、わんぱく坊主だったとしても場所さえ変えれば優等生にもなり得るのです。

かといって真面目なお子さんがダメだと言っているわけではありません、僕がダメだと思うのは、人に言われた通りにしか出来ない、自分で判断し表現することが出来ない子です、こういった子の場合は留学に行く前にきっちり自立させるのも良し、海外いきなり放り込んで自分で学ばせるも良いでしょう。

結論 『表現力』が大事、表現力こそが世界の共通言語であり、英語はそのツールでしかないのです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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